
緊急避妊薬の調剤・販売に関する申告・研修・連携体制について(ご案内)
2025.10.24
令和7年10月24日
岩手県内薬局 各位
岩手県薬剤師会 医療保険委員会
委員長 押切昌子
「オンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤」及び「緊急避妊薬の販売」について
平素より本会会務・事業に対しご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、緊急避妊薬の要指導医薬品としての製造販売については、令和7年8月29日より厚生労働省 薬事審議会要指導・一般用医薬品部会で承認申請が審議され、10月20日に製造販売が承認されました。
薬局等においては一定の要件の元に緊急避妊薬は特定要指導医薬品として販売が可能となり、販売を希望する薬局では販売体制を整えておく必要があります。
緊急避妊薬を取り扱う薬局におかれましては、「販売・調剤に関する厚生労働省への申告」
「販売する場合は対応する薬剤師のe-ラーニングの受講」「産婦人科医との連携に必要なリストを作成のための調査」が必要となりますので、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
[緊急避妊薬を販売するための要件]
① 研修修了薬剤師が販売すること
② プライバシーへの十分な配慮等に対応できる体制を整備していること
③ 近隣の産婦人科医等との連携体制を構築していること 他
(1)緊急避妊薬のオンライン診療-調剤及び販売体制の厚生労働省への申告について
厚生労働省ホームページ > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 >
医薬品・医療機器 > 「 「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づく薬局に
おける調剤」 及び「薬局・店舗販売業の店舗における要指導医薬品たる緊急避妊薬の販売」について
*別添の資料を参考にして入力してください。(令和7年10月31日まで)
1.緊急避妊薬の調剤・販売に関して薬剤師が行う厚生労働省への手続き(申告)について
2.「令和7年9月18日時点でオンライン診療-調剤体制に対応済みで、今後も調剤対応
を行う薬剤師」に係る、報告用ウェブサイト入力方法(日本薬剤師会作成)
3.今後、緊急避妊薬を販売・オンライン診療指針に基づく調剤を行うにあたり、薬剤師
に必要な対応(日本薬剤師会作成)
*オンライン診療指針に基づく緊急避妊薬の調剤・販売を行うすべての薬剤師が対象です。
*今後もオンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤のみ行う薬局の薬剤師も必ず報告して
ください。(新規登録)
*勤務薬局等の変更が生じた場合には、厚生労働省の報告用ウェブサイトを通じて速やか
に報告してください。
*関連資料
厚生労働省関連通知(令和7年9月18日付け医薬総発0918第2号・第3号)[197KB]
(2)緊急避妊薬の調剤及び販売に関する研修について
日本薬剤師研修センターホームページにて公開されています。(令和7年9月19日~)
トップページ > 研修・試験案内(研修を受講する) > その他の研修
緊急避妊薬の調剤及び販売に関するe-ラーニング(有料)
日本薬剤師研修センター「緊急避妊薬の調剤及び販売に関するe-ラーニング」
*緊急避妊薬の販売を行う薬局の薬剤師は必ず受講してください。(販売開始時期は未定)
*注意事項等をよく読み、受講するようにお願いします。
*薬剤師会で開催していた「オンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤に関する研修」は
日本薬剤師研修センターのe-ラーニングに代わります。
(3)地域の産婦人科医との連携を図るためのリストの作成について
薬局の体制リストは岩手県医師会、岩手県産婦人科医会に提供し、医師会からも連携可能な産婦人科医を紹介していただく予定となっております。
現在調査票を作成中ですので、できましたら各薬局にメールで案内しますのでお待ちいただくようお願いいたします。
別添資料 20250924事務_緊急避妊薬の調剤・販売に関して薬剤師が行う厚生労働省への手続き(申告)について(情報提供).pdf
問合せ・連絡先
岩手県薬剤師会事務局(藤村)
盛岡市馬場町3-12
TEL:019-622-2467 FAX:019-653-2273
Email:ipa1head@rose.ocn.ne.jp




















